Leica AR10 GNSS アンテナ

汎用性の高いレドーム付き GNSS アンテナ

Leica AR10
AR10 は、大きなグランドプレーンと一体化したレドームとともにアンテナデザインを一新し、非常に優れた信号捕捉、位相中心精度とマルチパスの除去を実現します。

レドームの一体化
AR10 は、レドームを一体化したことで、積雪による信号の品質劣化を防ぎます。信号品質を最適化するために非球面に設計されたレドームは、鳥がアンテナにとまり、信号が減衰するといった球面のアンテナで生じる共通の要因を排除するという利点も加えました。AR10 は、空気力学的形状で、風に対する負荷を軽減します。さらにアンテナは軽量であるので、様々なアンテナ支柱と組み合わせて運用したり、三脚を使用してフィールドやキャンペーン観測用として使用することができます。AR10 は、頑丈で、紫外線に耐久性のある筺体で組み立てられ、極端な高温や低温、湿度、塵、塩分、太陽光線、汚染、衝撃や振動に耐性があります。

最高のパフォーマンス
AR10 は、広帯域の信号捕捉にこだわって設計されており、その広帯域アンテナテクノロジーは、仰角の低い信号捕捉、マルチパスの除去およびすべての周波数帯域に渡ってアンテナ位相中心精度に非常に優れています。新しい低雑音増幅器 (LNA) は、測定ノイズを極めて低く抑えて高品質の測位を行います。この新しい LNA 技術は、帯域外の抑制にも貢献し、信号妨害による干渉を著しく軽減します。Leica AR10 は、 インライン増幅器を必要としないアンテナケーブル長が最大 70 mまでの使用に適しています。

将来を保証
ヨーロッパの Galieo システムや中国の Compass (Beidou 2) システムのような衛星システムの運用が進められている中、真の GNSS アンテナの使用がこれまで以上に重要になります。ライカジオシステムズの「future proof(将来の保証)」の理念に基づいて、AR10 は、GPS、 GLONASS、 Galieo、Compass といった全地球測位衛星システムと、SBAS、 QZSS、Gagan、 OmniSTAR とその他 L-band 補強システムといったすべての既存の信号および現在計画中の信号を受信できるよう設計されています。

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