準天頂衛星初号機後継機(QZS1R)の試験信号について(アップデート情報)
内閣府宇宙開発戦略推進事務局準天頂衛星システム戦略室のウェブサイトより、令和3年12月10日に着手した「準天頂衛星初号機後継機(QZS1R)」の試験信号(PRN 番号=196、衛星 ID=J04)について、以下の予定で通信試験を開始するとの連絡がありました。
・開始:2022年 1月31日(月)10:00頃(JST)(予定)
・終了:2022年3月下旬の正式サービス開始まで試験信号の送信を継続(予定)
(※当初1月26日開始、3月3日終了予定から変更)
・アラートフラグ: OFF(正常)
・ヘルスフラグ: GOOD(良好)
※詳しくは以下のサイトをご確認ください。
https://qzss.go.jp/info/information/qzs1r_220119.html
試験信号ではありますが、「アラートフラグ:OFF」と「ヘルスフラグ:GOOD」により、弊社ライカのGNSS受信機はこちらの試験信号を受信してしまいます。
国土地理院からは“こちらの信号は公共測量に使用すること許されておりますが、辺や環閉合等による慎重かつ十分な精度確認、精度管理を行っていただきますようお願いしております”とコメントがあります。詳しくは以下に添付しました国土交通省 国土地理院 企画部 測量指導課 発信「公共測量における「準天頂衛星初号機後継機(QZS1R)」の試験信号の取り扱いについて(通知)」をご確認ください。
「J04」を採用して測量を実施している判断が困難(特にVRS式)のため、精度にご心配されているお客様は、通信期間の事前に「J04」を除外して測量することを推奨いたします。除外する方法は、こちらのビデオをご参照ください。
※コントローラーを再起動しても設定が戻されませんので、安心して測量することができます。
ご不明な点がございましたら、下記へお問い合わせください。
メール: gc.japan.support@leica-geosystems.com
電話 : 03-6809-4913(サポート直通)
必ずInfinityのEID(エンタイトルメントID)をお手元にご用意してからお問い合わせください。
Leica Geosystems – when it has to be right
およそ200年にわたり計測・測量の製品および技術で変革を生んできたHexagon のグループカンパニーであるライカジオシステムズは、世界中のプロフェッショナルに向けてトータルソリューションを開発しています。革新的な製品とソリューションの開発で知られているライカジオシステムズは、地理空間情報の利活用において、航空宇宙、防衛、安全、セキュリティ、建設、製造など、実に多岐にわたる業界のプロフェッショナルから信頼を得ています。ライカジオシステムズは高精度で正確な機器、洗練されたソフトウェア、そして信頼できるサービスで、社会の発展に貢献していきます。
Hexagonは、センサー、ソフトウェア、自律型ソリューションのグローバルリーダーです。当社は産業、製造、インフラ基盤、セーフティ、モビリティの分野で効率、生産性、および品質を高めるためにデータを活用しています。
当社のテクノロジーは、都市エコシステムと生産エコシステムの繋がりと自律性を促進し、発展性のある持続可能な未来を創造します。
Hexagon (Nasdaq ストックホルム:HEXA B) は世界50カ国に約24,000人の従業員を擁し、総売上高は約43億ユーロです。
詳細についてはhexagon.comをご覧ください。 SNSアカウント@HexagonABをフォローください。