土木工事における施工の労働生産性の向上を地上型レーザースキャナ搭載トータルステーションで試行

国交省が公募した建設現場の生産性向上を目指すプロジェクトにカナツ技建工業が代表で応募し、ライカジオシステムズがコンソーシアムに参加

JP Kanatsugiken

【2019年1月24日 東京】計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比孝典)は、カナツ技建工業株式会社(本社:島根県松江市、代表取締役社長:金津任紀)が代表で応募した国土交通省の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」のコンソーシアムに参加し、地上型レーザースキャナー搭載トータルステーション(以下、TLS搭載TS) Leica Nova MS60を使用した出来形管理の効率化を図る技術の試行を開始したことを発表しました。

本コンソーシアムでは、山陰道の「静間仁摩道路大国高架橋外部工事」における橋台・橋脚のコンクリート構造物を対象にTLS搭載TSを使用して3次元計測を行い、取得したデータで杭頭や躯体の出来形管理に利用します。また、3次元設計データと、完成した構造物をスキャンした3次元データの座標値の較差による新たな出来形管理の方法を試行します。

この試行技術による出来形管理の主なメリットは以下の通りです:

  • 視覚情報と隅角点座標情報により設計と出来形の対比が可能
  • データ上どこでも寸法値の計測が可能
  • 出来形項目(厚さ、長さ等)の測定がデータ上で可能
  • 3次元設計データとの対比により、隅角点のXYZ方向の偏差を求めることが可能
  • データの次工程への引継ぎと維持管理への活用
  • 立会、出来形管理写真、出来形図の簡素化が可能
    

スキャンした3次元の点群データと設計データを当社のTLS搭載TS上で比較した画面

従来の出来形計測と出来形管理では、多くの計測や差異分析を手作業で行っていたために時間がかかっていましたが、TLS搭載TSと3次元設計データを使った試行技術により、従来の方法と比べて出来形測定作業時間の軽減や、現場計測作業の安全性の向上などが、新たな効果として期待できます。

本コンソーシアムの取組状況についての詳細はこちらをご覧ください(出典元:カナツ技建工業株式会社)

 

Leica Geosystems – when it has to be right
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