次世代Leica RTCシリーズ
エキスパートのインサイト
新しいLeica RTCシリーズでは、3つのパフォーマンスレベル(Leica RTC300、Leica RTC500、Leica RTC700)にわたる、1つの信頼された設計を通じ、より高速かつ接続された方法で、リアリティキャプチャのプロセスを進めることができます。
この『エキスパートのインサイト』では、3Dレーザースキャンポートフォリオプログラムディレクターおよび新RTCシリーズレーザースキャナー製品チームリードのアンドレア・ビエシオンが、なぜこの新製品が今話題なのか、またRTCシリーズでは、チームでデータをキャプチャし、接続し、かつ協働する作業を支援することで、どのようにプロセスが展開するかについてご説明します。
どんなレーザースキャン作業でも、主な柱は2つあります: その一つ目は効率、つまりどれくらい速く、そして正確に作業を行うことができるかです。二つ目は、処理の準備が整った、精密で正確なデータを入手できることへの確信です。RTC300、RTC500、RTC700は、こうした二つの理想を目指し、ハードウェア・ソフトウェアインテリジェンス向上によって、よりデータ収集の高速化を可能にし、現場での作業時間を節約し、データと納品に自信を持てるよう構築されています。
その意味とは?ハードウェア側では、これは私たちが進化を続けていることを意味します。RTC300、RTC500、RTC700では、ユーザーは市場でその他レーザースキャナー比で、データ収集を最大35%高速化することができます。そしてソフトウェア側では、スキャン作業をしながら、現場とオフィスのチーム全体でデータを表示できるため、検証をすみやかに開始することで、現場に戻って見逃したデータをキャプチャしなおす必要がないよう、保証することができます。建設、プラントおよび安全などの産業では、現場での作業時間の短縮によって、曝露を削減し、生産性を高めることができます。
その結果は、確信を持てる高速キャプチャ: すべてのステイクホルダーが、リアルタイムでデータを認識でき、現場とオフィスの間でより円滑な調整を可能にし、納品期限を守れます。 これらすべてをあわせたプロセスを、私たちは「ワークフローインテリジェンス」と呼びならわしています。リアリティキャプチャを通し、私たちには、新たな地平が開かれています。

現場、クラウド、オフィスにわたるワークフローインテリジェンス
そしてさらに詳しく見てみましょう。ほとんどの3Dレーザースキャンプロジェクトでは、ワークフローには、替えられない順序があります。 現場でデータをキャプチャし、オフィスでデータを登記してから、処理のために共有する流れです。 各々のパイプラインは線形であり、前のステップが完了するまでは、次の作業は開始できません。したがって、タイムラインも延期されることがあります。
新しいRTCシリーズは、そのギャップを閉じるためにあります。Leica Cyclone FIELD 360, でLivelinkを使用することで、データキャプチャを行いながら、同時進行でプレビューデータが Hexagon GeoCloudにアップロードされ、現場クルーとオフィスのエキスパート全てが、チームとして一つのライブプロジェクト環境に接続されます。
すべてのデータを、一つのソースに集中化することによって、プロジェクトプロセスが変わります。シニアスキャンエキスパートはコーディネーターを務め、入力データをモニタリングし、登記を支援し、また品質チェックをガイドします。オペレーターは、データキャプチャに注力し、より大きな、能力混成チームを、より容易かつ効率的に運用できるようになります。
さらに、すべてのデータがデバイス上に保存され、最終データセットを、Cyclone FIELD 360または Leica Cyclone REGISTER 360 PLUSからGeoCloudへのアップロードも、シンプルに行えます。 これは、GeoTagsのようなスキャンデータ、測定値、タグ付けされた注釈、ドキュメントのすべての情報、また埋め込み画像を、すべてのチームメンバーが利用できることを意味します。コンピューターローカルディスクあるいは大型ハードドライブに保存されたデータでも、プロジェクトへのアクセスを必要とするすべての人が容易にデータを利用できるようになります。

リアリティキャプチャの新たな地平へ
この新しいRTCシリーズでは、私たちは、コラボレーションを促進するコネクテッドレーザースキャンソリューションを推進し、精度、速度、そしてユーザーに確信を提供することを目指しました。 私たちの目標は、競合にも過去モデルにも類似品のないレーザースキャナーを投入し、主としてデータ収集からユーザー顧客への納品までの時間を短くすることで、エンドツーエンドの顧客ワークフロー内の問題に対処できるようにすることでした。
私たちはこのRTCの新しいシリーズを、ユーザーのワークフローニーズに応じ組み合わせるべきソリューションとして位置づけました。高度な作業を行う Leica Cyclone 3DRから、一般的なサードパーティ製CADやBIMワークフローとの接続を扱うLeica CloudWorxまで、ソフトウェアアプリケーションを、ユーザーのRTCに最適となるようにカスタマイズすることができます
RTC300、RTC500あるいはRTC700を選ぶことで、Leica Geosystemsがスキャンデータ作業の形を変える旅にユーザー自身も加わるのです。 いまでは、現場とオフィスの間のリアルタイム相互接続、現場ユーザー間のリアルタイム相互接続、そしてリモートでのプロジェクトコーディネーションは、革命的と捉えられることでしょう。しかし、まもなくこれらは標準化されるのです。
リアリティキャプチャの現状は、絶えず変化しており、迅速化され、エラーやディレイの時間はわずかです。 RTC300、RTC500、RTC700の能力は、インテリジェントワークフローに加えて、私たちのユーザーが直面する、業種内のさまざまな解決すべき問題にも対処できます。その問題とは、時間への大きなプレッシャー、コストへの強いプレッシャー、最高の品質かつ正確なデータを、短期間で納品することへの需要などです。 RTCのコラボレーションワークフローで、対症療法だけではなく、問題そのものを解決するワークフローをユーザーが構築できます。
Leica RTC シリーズ とLeica Cyclone FIELD360のLivelink能力に関して詳しくはこちら。
アンドレア・ビアシオン
TLSプログラムディレクター




